モチベーション革命を読んで

先日ツイッターのタイムラインでオススメと流れてきたので、ちょっと読んでみました。

「乾けない世代」という言葉がキーワードで、ゆとり世代、さとり世代はその世代に当たります。 それまでの世代は、戦後の物が無い時代から始まり、今までにない物をどんどん作り作った分だけ評価されて成功できた。 そして、ゆとり世代、さとり世代が世の中に出てくる頃には、世の中には物が溢れ、何かを達成することが難しくなっているとの分析。

著者は現在バリに拠点を置きつつ、アジア各国・世界各国にも足を運んでおり、アジアの若者と日本の若者の違いを肌で感じて日本の若者がなぜ活き活きとできないか研究したのだと思います。

私も乾けない世代ではありませんが、日本は既に世の中に物が溢れ、人口も減っていく中で、今後何をすべきかボンヤリと考えることがあるので、非常に共感できる内容から始まりました。

ホリエモンの「多動力」にも書いてありましたが、今は世の中の価値観が変わりつつあり、好きなことを自分が楽しみそこに人を巻き込んで幸せになるような人にリソースが集まる世の中になってきているようです。



本当にそうなのであれば、学歴社会、既得権益の社会は衰退して行くでしょう。 今、人生が楽しくない人たちはおそらく自分だけでのせいでなく、今まで育ってきた価値観が時代に合わないところに無理やり合わせているからなのかもしれません。

100年の人生だとすると、仮に18歳〜25歳あたりで社会に出て、それ以降ずっと夢中になることもなく、生活のためだけに仕事をするのはとてももったいないことだと思います。

もし、そんなに楽しくない人生を過ごしていたり、今の現状に違和感を持っているようであれば、一度「モチベーション革命」を読んでみてもいいかもしれません。