シリコンバレー(Silicon Valley)シーズン5もIT関連の仕事をしている人には楽しめる内容となっています。
現在IT業界で話題となっているトピック「分散システム」、「AI」、「仮想通貨」などがドラマの中で取り扱われ、こういったキーワードに敏感な人が見ると、リアルタイムでことが起きているような感覚にさえなってしまうかもしれません。
この画像を見てピンと来る人は、人型ロボットにも興味がある人ですね。現実の世界では「ソフィア」が有名ですが、ドラマで出てくるロボットも「ソフィア」同様に人間と同様に表情を作ることができ、AIが搭載されているため非常に優れた対話型ロボットになっています。
マイクロソフトのAI「Tay」が暴走したことを覚えていますでしょうか?この時はマイクロソフトが「Tay」をコントロールできたため、システムを停止させました。
差別主義者と化したAIボット「Tay」からマイクロソフトが学んだこと
「Tay」の場合は、一部の悪い人たちが「Tay」に差別主義的な内容を教え込んだ為に発生してしまったことですが、TeslaのイーロンマスクはAIが人間の手でコントロールできなくなることを懸念して警告を出しています。
「神のような」AIの誕生は、人類を破滅させる —— イーロン・マスク氏が警告
このこともドラマでは触れられています。
シリコンバレーはクリスチャンを認めない街だということにも触れられています。シリコンバレーにはキリスト教の人が少ないようですが、科学が発達した世界では、もう聖書に書かれていることを信じることは難しいからでしょう。
そんな世の中にも関わらず、アメリカでは今でもキリスト教原理主義のような人々が多数いるようです。以前、池上彰さんのテレビ番組で創造博物館の紹介があったことを思い出しました。
池上彰がアメリカ各所を取材し、日本人の知らないアメリカの姿を解き明かしていく。今回、池上彰が取材するのはケンタッキー州の創造博物館。ダーウィンの進化論が否定され、聖書に基づく人間の誕生が描かれているという。日本人には違和感のある展示の数々。ただここは4年前のオープン以来、120万人以上が訪れ人気スポットになっているという。こうした博物館が生まれる背景とは何か?進化論否定の学説が多くの人に受け入れられているのはなぜか?
ドラマを見ているとシリコンバレーはやっぱり特殊な街で魅力的だなーと思ってしまいます。
シリコンバレーに興味がある人は、やっぱりこのドラマは必見です。