逆・タイムマシン経営論 近過去の歴史に学ぶ経営知

逆・タイムマシン経営とは?と気になり読んでみた所、期待以上に楽しめました。

楠木建さんといえば、ストーリーとしての競争戦略が有名ですが、そこからブレることはなく戦略その物とそのストーリーが大事であるということにも触れられつつ、新しい視点で経営者に向けたメッセージが書かれています。

ちなみにこの本は杉浦泰さんとの共著となっていますが、楠木さん特有のキーワードのチョイスや言い回しが全面に出ている気がします(笑)

私はIT関連の仕事を生業としており、この本に書かれている飛び道具といったものを身近に感じつつ仕事をし、そしてビジネスへの貢献度も疑っていたので非常に共感できる内容でした。

とはいえ、ビジネスアイデアを持って自分で企業したわけではない凡人サラリーマンが画期的なビジネスアイデアを生み出すことは非常に難しく、限られた時間で戦略をたてる際にどうしても飛び道具に頼ってしまうという点は理解ができます。

加えて四半期ごとや年度末には何かしらの成果をレポートすることになるのですが、大した効果もないのにビジネスに貢献したようにアピールすることが多いということも良く見ています。

マスメディアや飛び道具サプライヤーが悪気はなくとも、飛び道具トラップを発動してしまうように、飛び道具を使った人たちもまたそのトラップの輪を広げるのに一役買っていると思います。

上場企業でもこのようなことが多数発生しているようですが、中小企業より財務力があるので飛び道具にも投資がしやすいのかもしれません。

私のような凡人サラリーマンが何も考えずに戦略をたてるようなことになると、間違いなく飛び道具に頼り切ってしまうでしょう(笑)

そんな機会が来るかはわかりませんが、この本にはビジネスの歴史を学ぶ重要性以外にどのように歴史を調べるかというノウハウも書かれているので、時間があればリアルに逆・タイムマシン経営を推進できるかもしれません。

ということで、経営企画や戦略企画、特にIT戦略企画などに携わる人にはお勧めの一冊だと思います。

英語 - Take a call

f:id:tworks55:20220122140803p:plain ふと思い出したので調べてみた所、Take a callという表現はIndianismということらしい。要はインド人が使う独特の英語表現のようです。

昔のインド人上司が良く使っていたのを思い出して検索したらこれが見つかった。

english.stackexchange.com

当時は電話を取る?電話をして何かするのか??とかいろいろ考えたりしたけど、なんとなく何か決断するということかなと文脈から理解したのを記憶している。

Make a callが一般的な英語なので、こちらを使った方が無難かな。

試験 SC-900: Microsoft セキュリティ、コンプライアンス、ID の基礎 合格

試験 SC-900: Microsoft セキュリティ、コンプライアンス、ID の基礎に合格しました。 こちらもMicrosoft Security Virtual Training Day: セキュリティ、コンプライアンス、ID の基礎を受講することで配布されるバウチャーを使い、無料で受験できます。

こちらの記事を書いた時は、バウチャー付きのトレーニングは3種類しか確認できなかったのですが、現在は4種類になっているようです。

tworks55.hatenablog.com

FundamentalシリーズはITプロフェッショナル以外のユーザーも対象にしているため、今回のSC-900の対象者も以下のようになっています。

対象者は幅広く、ビジネスの利害関係者、新旧の IT プロフェッショナル、Microsoft のセキュリティ、コンプライアンス、ID ソリューションに関心を持つ学生などが含まれます。

スコア700点以上(1000点が最高)が合格ラインなので、そこまで厳しくは無いと思います。

Microsoft LearnMicrosoft SC-900 Free Certification Exam Material | ExamTopics

で学習して試験に挑めば基本的には問題ないと思います。



PS
Virtual Training Day参加で取得できるバウチャーはこのように表示されます。

試験 AZ-204: Developing Solutions for Microsoft Azure 合格

f:id:tworks55:20220101005900p:plain

昨年末、試験 AZ-204: Developing Solutions for Microsoft Azureに合格しました。

Microsoft Ignite Cloud Skills Challenge - 2021 年 11 月で取得したバウチャーを使ったので無料で認定資格が取得できたことになります。Microsoft さんに感謝です。

今回もMicrosoft LearnとExamTopicsをメインで教材としましたが、やはりFundamentalsの試験とは異なり少し難しかった。。。

とはいえ700点が合格ラインの所、結果は908点だったので頑張った甲斐があったと思います。

ExamTopicsと同じ問題が結構出題されるのですが、正解がわからない問題が多いので自分なりに調査した上で自分の回答を持って試験に挑む必要があります。ExamTopicsを頼る場合は要覚悟です。

Az PowerShell モジュールのインストールに失敗

f:id:tworks55:20211216002637p:plain

またしてもMicrosoft Learnにてトラブル。 今回は

Azure PowerShell でスクリプトを使用して Azure リソースを作成する - Learn | Microsoft Docs

でAz PowerShell モジュールのインストールに失敗。

PS C:\Windows\System32> Install-Module -Name Az -Scope CurrentUser -Repository PSGallery

Untrusted repository
You are installing the modules from an untrusted repository. If you trust this repository, change its
InstallationPolicy value by running the Set-PSRepository cmdlet. Are you sure you want to install the modules from
'PSGallery'?
[Y] Yes  [A] Yes to All  [N] No  [L] No to All  [S] Suspend  [?] Help (default is "N"): A
Install-Package: The following commands are already available on this
system:'Login-AzAccount,Logout-AzAccount,Resolve-Error,Send-Feedback'. This module 'Az.Accounts' may override the
existing commands. If you still want to install this module 'Az.Accounts', use -AllowClobber parameter.

PS C:\Windows\System32> Connect-AzAccount
Connect-AzAccount: The term 'Connect-AzAccount' is not recognized as a name of a cmdlet, function, script file, or executable program.
Check the spelling of the name, or if a path was included, verify that the path is correct and try again.

-AllowClobberオプションをつけて再実行。

PS C:\Windows\System32> Install-Module -Name Az -Scope CurrentUser -Repository PSGallery -AllowClobber

Untrusted repository
You are installing the modules from an untrusted repository. If you trust this repository, change its
InstallationPolicy value by running the Set-PSRepository cmdlet. Are you sure you want to install the modules from
'PSGallery'?
[Y] Yes  [A] Yes to All  [N] No  [L] No to All  [S] Suspend  [?] Help (default is "N"): A

変なエラーが出ていないので無事終了した模様。

Connect-AzAccountコマンドを実行し成功を確認。

PS C:\Windows\System32> Connect-AzAccount

Account                      SubscriptionName TenantId                             Environment
-------                      ---------------- --------                             -----------
xxxxxxxxxxxxxxxxxxx@gmail.com 従量課金         xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx AzureCloud

PS C:\Windows\System32>

ちなみにデバッグモードでインストールするには以下を設定すればよいようです。

$DebugPreference="Continue"

参考URL

Not able to install powershell az module · Issue #9940 · Azure/azure-powershell · GitHub

【Windows/Powershell】「以下のコマンドは、このシステムで既に使用可能になっています」と警告が出る際の注意 - (O+P)ut